外壁塗装　減税

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住宅ローン減税

長く続く不景気の対策として、国は住宅借入金等特別控除、いわゆる住宅ローン減税を行っています。
これは、新築の家やマンションの購入に限らず、持ち家や中古物件購入時のリフォームの為に住宅ローンを組んだ場合も対象となります。

この控除の適用要件には実施する工事についての規定があり、外壁塗装に関係するのは、「増築、改築、建築基準法に規定する大規模な修繕または、模様替えの工事」であることという項目です。

この大規模修繕、模様替えとは、家屋の主要構造部の一部もしくは過半の修繕模様替えのことですから、外壁塗装は主要構造部の塗り替えということで要規定を満たしていることになります。
あとの適用要件は、工事費用が100万円以上であること、住宅ローンの返済期間が10年以上であること、減税を受ける年の収入が3000万円以下であることなどがあります。

この他に、必ず必要なのが、塗装業者の発行する「増改築証明書」です。
これがないと、減税が認められないので、忘れず用意するようにしましょう。
そして、認可されると、以後10年にわたり、減税を受けることができますから、要件を満たしていると思う方は、申請をする方が得かどうかを、検討しなくてはなりません。
ローンを組んだ場合の利息と減税分を比べてみて、申請した方が得であれば、書類を揃えて、申請することをお薦めします。
もらえるものは、きちんと請求したほうがいいですから。

工事の適正価格

この減税は100万円以上の工事費がかかる場合ですから、外壁の面積がかなり広いか、塗装の質が高く価格が高いかということだと思うのですが、適正な価格かどうかは確認する必要があります。

業者の水増し請求などで損をしないように信頼のおける業者を選ばないと、結局は自分に返ってくるわけですから、注意が必要です。

あなたの頼む業者はだいじょうぶですか？
塗装に使う塗料の説明はきちんと受けたでしょうか。
もし怪しいと思うようでしたら、すぐに工事をキャンセルするか、適正な価格を提示してみるのもいいかもしれません。