外壁塗装の弾性塗料

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弾性塗料

外壁塗装に使用する塗料で、弾性塗料というものがあります。
下地、中塗り、上塗りという工程で、下地は外壁の劣化とともに、ひびが入ったり傷んだりしてきます。
その下地の劣化に弾性のある塗料が伸び縮みして割れてしまうのを防ぐのが弾性塗料の役割です。

弾性塗料の原材料は、シリコン、セラミック、ウレタンなどで最近では、水生と油性の弾性塗料があります。
弾性塗料には、複層弾性と単層弾性があり、下地と仕上げの間に塗るのが複層弾性で、中塗りと仕上げを兼ねるのが、単層弾性です。

弾性塗料を使っても、5年～６年で性能は劣化してくるようです。
また、
弾性塗料は、価格が高いため、外壁塗装の業者は、あまり使用しないようです。

気を付けた方がいい業者

ですから、弾性塗料を使っているのに安い業者や、弾性塗料を売りにしている業者は気を付けた方がいいと思います。
というのも、弾性塗料は、その粘性を利用して、厚みのある塗装をすることに意味があるので、ひび割れや劣化をカバーするためには、けっこうな厚みが必要になるのです。

ところが、安く施工をする業者が、使っているのは、本来の弾性塗料を何倍にも薄めて使用しているので、弾性塗料の役目は果たしていないばかりか、外壁の劣化を防ぐこともできないと思います。
これは、悪徳業者の典型的な手段ですから、外壁塗装の業者を選ぶときは注意しなければいけないと思います。

実際に下地のひび割れなどを保護するために使うのは本来の使い方ですから問題ありませんが、価格は高くなることを承知しておいた方がいいでしょう。

また、DIYで外壁塗装をし酔おうと思う人は、費用が安い分そちらにお金をかけてもいいわけですから、いろいろな耐久性に優れた塗料を探して使うのもいいと思います。
ある程度の知識はネットでも調べることができますから、事前に基礎的なことはリサーチしておくようにしましょう。

営業マンの訪問で外壁塗装を勧められても安易に依頼してはいけないのです。